内窓なら何でもよいというわけではありません。
内窓を設置して二重窓にすれば、音量を落とすことはできます。でも二重窓ならなんでもいいというわけではありません。選択を間違えれば、全く効果がない場合もあります。そもそも、どの周波数にも一様に高い防音性能を示すそんなオールマイティーな、都合の良いガラスはありません。ですからガラスの特性を抜きにして、やみくもに内窓を設置した場合は期待した防音効果を得ることができません。
そもそも窓ガラスの周波数特性は個々に違います。このガラスの防音特性を積極的に使い分けることで、特定の周波数を集中的に落とすことができます。
内窓にはめ込むことができるガラスは、種類と厚みの違いにより254種類あり、この数だけ周波数特性があります。内窓は既存の窓に設置するわけですから、既存の窓の影響も強く受けます。ですから、組合せは単純に考えても254×254÷2=3万通りを超えることになります。
これだけの数の可能性があるのだから、自宅の音漏れも小さくできる窓があるはず。
その様に思いませんか?